ビッグデータとスマートデータ

最近気になる事をメモします。

ここ2,3年、ビッグデータという名称がビジネス界を騒がしていました。
自動販売機にカメラを付けて、購買行動を情報収集しマーケティングに活かすなど。
あまりにも大きなデータを意味しているような気がしますが、
中小企業にとって、どのように対応したら良いのでしょうか。

総務省は、ビッグデータを下記のように位置づけています。
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h24/html/nc121410.html

事業に役立つ知見を導出するためのデータで、
典型的なデータベースソフトウェアでは、分析出来ないサイズの事を指す。
このように総務省では定義されていますが、イマイチ理解できません。
典型的なとは何を意味するのか、市販ソフトなのか、M社の事なのか・・・。

事業に役立てば、どんなに小さな情報でも良いと私は考えています。
たとえ、100サンプルの購読者アンケートでも十分です。
それをいかに活用するかが肝です。

弊社への相談は、アナログのデータ入力がほとんどです。
しかし、その入力したデータは、全てビッグデータにつながるものです。
ビッグではなくても、どんどん情報を活用するべきです。

よくある事例ですが、
経営企画の部署は、とても有用な情報を分析して、会議で提供している。
しかし、現場は全く活用せずに、直感で判断している。
あらま、勿体無い、という状況です。

というわけで、弊社では、ビッグデータではなく、
「スマートデータ」という考え方で、
事業に好影響を及ぼす、直結する数少ないデータを蓄積する事を、
常にオススメしていきたいと考えています。

数式は簡略されていればいるほど、分かりやすいです。
そんなに多くの情報は要りません。スマートにいきましょう。