学会の「声」を「形」に                     音声起こしから冊子化&アンケート入力・集計・分析まで

学会での講演や発表は、その瞬間にしか得られない貴重なものです。その登壇者の講演、参加者の質問などを記録に残したい…参加者のリアルな声を知りたい…そう思ったことはありませんか。音声を形にすれば学会は、「一過性のイベント」から「未来へ繋がる資産」へと生まれ変わることができます。

しかし、講演の準備、記録、そして参加者からのフィードバック収集と分析は、皆様にとって大きな負担となりかねません。

私たちは、そういった皆様の負担を軽減し、より質の高い学術活動に貢献できるよう、専門知識と経験を活かしたサポートを提供しています。

音声起こしから講演集や報告書などの冊子化のための編集、そしてアンケートの入力・集計・分析まで、一貫してサポートいたします。


1:学会の「声」を確実に捉える

全ての始まりは、クリアな音声データです。ここが曖昧だと、後の作業で膨大な時間と労力がかかってしまいます。音源だけではなく、動画でも可能です。むしろ、動画の方が表情や身振り手振りも確認できるため、音声だけよりも文脈を把握しやすく、また、学会などで使用したパワーポイントなどの映像も合わせて動画に収めていただく、もしくはご提供いただくと、より正確な文字起こしにつながります。

  • 入念な機材準備:
    • 高音質レコーダー: スマートフォンよりも、会議録音に特化したICレコーダーや外部マイクを使用すると、格段に音質が向上します。
    • 複数台設置の推奨: メインスピーカーの近く、聴講席の中央など、異なる位置に複数のレコーダーを設置すると、万が一の機材トラブルやノイズ発生時にも対応できます。
  • 録音環境の最適化:
    • ノイズ対策: 空調やプロジェクターの音、外部からの騒音など、できるだけノイズ源を減らしましょう。事前に会場を下見し、音響担当者と打ち合わせをするのが理想的です。
    • テスト録音: 学会本番前に必ずテスト録音を行い、音声レベルや音質に問題がないか確認しましょう。

2:音声を「文字」に起こす

録音された音声を、正確かつスピーディーにテキスト化します。専門用語にも対応し、学術的な内容を損なうことなく文字に起こします。

また、音声起こしを行っただけのテキストは、話し言葉の特徴がそのまま残っています。例えば、「えー」「あのー」といった言い淀みや、同じ言葉の繰り返しなどが含まれている状態です。これらは「ケバ」と呼ばれています。私たちはこのケバを取った状態「ケバ取り」作業を行っており、「ケバ取り」を行うことで、音声起こしされた原稿は、正確かつ読みやすいテキストデータとなり、冊子作成時の編集作業の負担が大幅に軽減され、スムーズな編集作業へと繋がります。

→音声起こしの詳細はこちらをご覧ください。

3:「伝わる」形に編集する

音声起こしとケバ取りによって、話し言葉が読みやすい文章へと整えられますが、それを学会の公式な記録である冊子として完成させるためには、さらなる編集作業が必要です。音声起こしされた原稿を基に、冊子化に出来るような記事へと丁寧に編集します。

4:アンケートの入力・集計・分析で次の学会へ繋げる

学会アンケートは、参加者の満足度や関心、次回の学会運営への要望などを把握するための重要なツールです。また、アンケートの結果は、冊子にまとめる際、学会の成果を示すデータとして掲載できます。

私たちは、手書きやWEB形式のアンケートから正確なデータ入力を行い、ご要望に応じた形式で集計します。さらに、単なる数値の羅列で終わらせず、高度な分析を実施します。クロス集計やグラフ化はもちろん、自由記述欄からのキーワード抽出など、参加者の隠れたニーズや傾向を明らかにする示唆を提供します。これにより、次回の学会運営の改善点や、参加者が本当に求めている情報を見つけ出すお手伝いができます。

→アンケート入力の詳細はこちらをご覧ください。

→アンケート集計・分析の詳細はこちらをご覧ください。


音声起こしから編集作業、アンケート入力・集計・分析、これらの作業を私たちにお任せいただくことで、学会運営者の皆様は、研究発表や企画立案に、より多くの時間を割くことができます。

また、アンケート入力・集計・編集だけではなく、アンケート作成のお手伝いもしております。

ご紹介したサービスにご興味をお持ちいただけましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。