レーダーチャートの読み方、使い方について|Excel(エクセル)で学ぶデータ分析ブログ

■レーダーチャートの使い方

レーダーチャートは、複数の項目の大きさを一見して比較グラフです。
・見た目
・使いやすさ
・値段
・頑丈さ
など満足度を図る上で細分化出来る要素は様々なです。
そういった情報を1グラフに落として、なおかつ他店舗やエリアと比較したい! という欲張りなグラフがたった1個で表現が可能です。
ただし、軸の長さを同じに揃えないと非常にバランスの悪いグラフができてしまうのでご注意下さい。
英語ではradar chartやspider chart(見た目重視)とも呼ばれています。

下記は弊社で過去に受託した案件で使用した調査結果のサンプルデータです。
20150717_01
※クリックすると詳細表示

棒グラフ、折れ線グラフ、そしてレーダーチャートが使用されています。

左下のグラフでは棒グラフと折れ線グラフを組み合わせることで、満足度とその他の指標(サンプルでは売上など)と比較しています。
右側のグラフでは各指標に対する店舗ごとの評価と、それぞれの所属するエリアなどの比較です。
このように、レーダーチャートは複数の指標を1グラフで比較する際に効果を発揮します。
但し、下記のように3群以上を重ねると正直まったくわからなくなります。個人的には2群までにしたいところです。
20150717_02

また、尺度の違うデータを入れると下記のようないびつな形になり、これでは比較のしようがありませんね。
20150717_03

どうしても比較しないと次の会議で上司に叱られます! という場合はあわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。比率で再計算しちゃいましょう。
20150717_04

いい感じに比較ができました。